waiasu’s diary

バーグマン200のカスタムをメインに。

ネジを落とす

DLCコネクタにアクセスしようとネジを外したらハンドル根本に転がってしまい、そのままカウルの中へ。しかも下に落下せず。

ラジエターファンに挟まってたら嫌だし可動部に噛み込んで動作不良やハーネスにダメージが行く恐れもあるのでバラして救出作業。面倒ですが放置は流石に無理。

本来ならハンドルとグリップヒーターやドラレコを外して、フロントボックス内のETCや電装品も外して上に引き抜く必要があるのですが横着で無理やり覗いて確認。見つからず…。

結果、ラジエターホースとその奥にあるタンクとの遮蔽の板の間に挟まってました。こんなにバラす必要はなかったというオチ。

まぁ、見つかって良かったんですけどね。振動でホースが擦り切れる恐れも十分考えられる感じの場所でしたし。別件ですが最近高圧洗浄かけたあとアイドリングが高かったので疑わしき場所での再現にチャレンジしたり普段洗えない場所をガンガン掃除出来たんで。

暗くなってからのサイドスタンドでの横着作業の為に、ネジ一本探すのに1日かかってしまったしょーもない話し。またやるんでしょうけど。

ECMで遊ぶ③

フライホイールが格安で入手出来たので採寸。外径119mm 突起12等分の1ヶ所無しの配置 幅4mm TPS電圧に連動するようにarduinoでエミュレート。

途中IGコイルのエラーが消せずちょっとつまづきましたが、逆起電力の高めの電圧を見ているんだろうと、コイルで出来ているエバポレータのパージバルブをつないで解決。


スロットルに連動して無事動きました。卓上でエンジン稼働状態が完成。ただ、セーフモードでしょうね。吸気圧が拾えていない為かアクセルオフでの燃料カットや、o2センサーによる空燃比フィードバックは動作していません。

ドエルタイムやインジェクタの開弁率、点火や燃料の間引きの始まる様子など色々観察してみたいと思います。

ECMで遊ぶ②

OBD-2ドングル繋いでちょっと観察。

変換ケーブルは車体にあるのですがグローブボックス内に延長して引き回しているのでバラすのが面倒なので直挿し。実質3本です。

ごちゃごちゃ触ってたのでエラー吐きまくりでした。


ダミー抵抗やLEDで誤魔化しながら乾電池のピックアップ入力で不安定ながらインジェクターが起動する所まで確認。燃ポンも無事通電。卓上で電源を入れてもエラー無しです。確認出来なかったのはIGコイル1次側の動作。しっかり回転が計算できる入力では無いのでドエルタイムの計算とか出来ないんだと思います。多分。

あーでもないこーでもないと考えながら、ちょっとバーグマンと仲良く慣れた様な気がします。

ECMで遊ぶ①

中古で購入したハーネスですがこちらも打痕による被覆剥けやカプラ割れ等多数ありそのまま使え無さそうなので、始動インターロック関連や灯火類をゴッソリ削ぎ落としてFI関連のみで組み立ててみました。

通電とイージースタートシステムの確認は出来たのですがピックアップが入力出来ていないので早期終了でインジェクタも燃ポンも回せていない状態です。


フライホイール購入して数と角度を確認出来ればエンジン始動状態をエミュレート出来そうです。信号自体はarduinoで簡単に出来そうですが、この先は気が向いたら進める程度のモチベーションです。

これ持ち込めば任意TPS電圧でSDSでのリセットかけられると思ったのですが、まず断られるでしょうねw

ISCVの挙動も卓上なのでじっくり確認。目一杯下げた状態でも3回程オン・オフを繰り返せば定位置になります。また先端で空回りしている音も違いがあるので判別出来ます。途中で電源を喪失しても結局はオン・オフで定位置に持って来れます。イニシャライズについてはかなり納得です。

ECMを入替えてテスト

ECMを入れ替えて挙動の確認をしたのですが、どちらも変わらずと言う結果に。

①全閉で開度ゼロと認識していると思われる電圧(以下しきい値)以下では通常動作で不安定な要素は一切無し。これ以上下に下がって行くのも嫌なので大きく下は試していません。

②全閉でのTPS電圧をしきい値に合わせると微妙に(1800rpm)アイドリングが高かったり開けた後に落ち辛い場合がランダムに発生。アクセルをギュっと閉じ方向に強く捻ればその後は安定。センサー自体の調整やマグネットでの出力電圧のコントロールなど一度でもしきい値以下にしてしまえばキーオフまでは安定。

しきい値以上(0.02v程度)では高いまま。②の外的要因によるコントロールでも若干開いていると判断してなのかしきい値以下をキープすれば下がるのですがもとに戻せば2000rpm以上になる事も。

TPS電圧だけで変化が見られる事でISCVは切り離して考える事に。ISCVのイニシャライズについてもバラした所で大丈夫そうな感じですし。

ECMがおかしいのかな?と疑ったのですが現状しきい値が異なるだけで同じ挙動でした。長期で使ってみないと分からないという結果に。関係ないとは思うのですがドライブレコーダーの配線取り回しを変更したので元のECMのままでTPS全閉を640mVにセットして様子を見ます。数値的にはサービスマニュアルの公差外ですけどね。

TPS出力電圧はセンサー系の5vの影響を受けて変化する事も安定化電源にて確認。内部レギュレーターやADコンバータの不安定さやリーク等、考えられる事が沢山。何が原因でどのようにしきい値が下に下がって行ってしまうか謎です…。

数ヶ月後に再発すれば今度は中古ECMでテスト予定です。

ISCVイニシャライズ

ISCVの分解時に学習値のリセットが必要な事や、キーオフ後に即ECMと切り離さない事がサービスマニュアルに書かれているのですが、実際のところ必要ないのではと言う素人の考察です。

キーオン・オフ・オンで動画の確認できる限りではピッチ0.6mmで6回転押し出して2+1/4回転戻しているようです。戻りが早いのでコマ落ち?映せていない可能性もあります。


組込み時の指定寸法が50.2mm 最大にプランジャを突き出した状態が52mm程なので前進端に当てて空回りさせて定位置まで戻す事になります。オンの状態で取り出して測ると凡そ計算通りの位置に居ます。

分解できるL7以降のISCVでは正しい位置で組込んでキーオンすれば正しくイニシャライズされるので位置に関しては気にせずバラしてしまって良いと思います。リセットが回転数に対する開度などの学習値の話になると、それは必要かなと思います。初期化なのか原点復帰なのかクリアなのかリセットなのか、言葉の選択に迷います。

現状何度かバラしていますが特に不具合はありません。距離を走れば不調の原因になる部分ですし、クリーナーでの洗浄はECMを巻き込んでの故障になるので。ただ、L7以降はモーター自体がしっかり密封されているようなので最悪の事態は起こり難いと思います。

それでも私は使いませんけどね。吸気圧センサーの小さい穴に入るのも気になりますし。全く別の話ですがガソリンに添加するタイプのケミカルも苦手。落ちたカーボン等バルブに噛み込んだらどうするん?って思います。


オイル交換実施。15000km

中古スロットルボディ

色々と遊んでみたくて中古のスロットルボディとECMを購入「実働車から取外し」なので、程度が悪くてもそれなりの物が届くと思っていたのですが、予想の遥か上を行く状態でした。

写真が遠い時点でアウトだったんでしょうね…。

スロットル全閉なのにストッパスクリュに当たっていない。

バタフライバルブに打痕や傷がある。

ワイヤーホルダが折れ曲がり。

タイコをかける部分が割れ。

ISCVのスプリングが変形。

TPSのトルクスボルトが頭が傷まみれ。

スロットルシャフトのシール破損。など。とても実働するとは思えません。私が中古バイクの購入をなるべく避ける理由ってこう言うところなんですよね。普通にこの様な状態の"車体"が流通してるんですよねバイクって。購入前にクランクまで割ってチェックする訳にも行きませんし。出処がしっかりしているとか、購入店でワンオーナーとか何の担保にもならないです。知り合いからの紹介とか益々怪しいしクレームも言い難い。


実働する程度には手直ししましたが、バタフライ自体に若干の歪みがあるのとシールを手に入れるのが面倒なので程々に。使う訳じゃなく遊び用ですし。

カシメを飛ばさずにバタフライ固定ナットを無理に抜いたのでスロットルシャフトに返りの盛り上がりが出来、抜けないので引きずった傷が付きさらにペンチで挟んだり殴ったりしたんでしょう。トルクスは工具が無かったんでしょうか?ISCVのスプリングやシール破損は単に組込み不良。


最近は地雷に当たる事も無かったので油断していました…。手に持ってすぐ分かるレベルの異常を遠目の写真のみで出品するモラルに関してはモヤっとしますが、格安でセンサー類は生存確認出来、楽しめたのでokです。