waiasu’s diary

バーグマン200のカスタムをメインに。

リアキャリパー交換

まだ先送りしようと思っていましたが、中古でコンディションの良いキャリパーを入手したので交換してしまいました。

1ヶ月ほど前にしっかり穴の中のグリスも除去して新しいグリスを打っておいたのに真っ黒。現在進行形で完全に削れています。

ガタがある為か酷すぎますね。バッドグリス以外はシリコングリスを使用していましたが、今回はスライドピンは別のグリスに変更して様子を見ます。


ホースのテンション過多による振動での摩耗を疑うので、対策として5mm引き上げて5mm後ろへクランプ位置を変更。

交換前のキャリパーではリリース後の引きずりは完全にゼロでしたか、交換後は許容範囲内の若干の抵抗があります。タッチに関しては大幅に変化。停止直線のコントロールのちょっと強くしたり弱くしたりがとても楽。ただ、パッドも変わっているので何とも言い難いですね。

外したパッドはピストンの跡が半分しかありません。既に0.5mm程斜めに削れています。

もったいないので削って次回使う事に。その他部品は廃棄。

あまり余計な事を書くのもどうかと思って砂でも噛んだと言う表現ですが、オイルシール内側にも傷があるんですよね。打痕キズがあるのはしょうがないにしろピストンに当たる程なので組み立て時に不良として処理するか手直ししてから使って欲しいところ…。全くノーチェックで組んでるんでしょうね。

先送りせず交換して良かったです。キチンと止まれてるとは言え見てしまうと流石に恐怖を覚えます。

中古キャリパー購入

走行3000kmとの事で購入。フロント事故車のL9なのでメーターのリコールもあるのでちょっと疑って、マフラーやクラッチ等他の部品の状態から判断。

パッド残量たっぷりでパッドピンのネジロック等の状態から一度も交換したことの無い感じで走行距離が浅い事は確かです。

早速バラして清掃。5年物なのでキレイでもシールとブーツは交換します。

浅い走行距離でも穴の中に当たりがついていて既にパッドは斜めに削れています。

ナットも若干の凹みあり。ごく僅かなのでそのまま使います。

キャリパーAssyを手元に置いてゆっくりと眺めて考えてみたのですが、ブレーキを握る→ピストン側のパッドを押す→ディスクに接触しパッドが引きずられてサポートに当たる→キャリパースライドピン経由で反対側のパッドが引き当てられる→引きずられて高ナットに当たる→キャリパーで挟み込みブレーキがかかる と言うプロセスで動作するのかなと。となると車体を止めるための荷重はサポートが殆どを受け持ち、キャリパースライドピンはそんなに負荷のかからない場所では?パッドピンに関してはパッドが落ちない様に保持しているだけでキャリパーに制動の力を伝える事はしない感じ。とか、色々考えるとブレーキホースでキャリパー自体に下方向にストレスがかかっていて走行の振動で穴がガバになったり高ナットが削れてしまうのでは?フロントは削れない訳ですし。

と思ってとりあえず5mm程ホースを引き上げて見たり…。でも、高ナットが削れていたり穴がガバでナットだけ交換しても問題無いと思います。正直ブレーキがしっかり効いて動作に問題なければokな感覚の人です。純正パッドで十分ですしタッチとか気にならないです。若干ブレーキの深さが変化する事があるのですが理由も分かっていますし走行中の話では無いので。バランスの崩れた状態はタッチやコントロール性を求める向きには論外でしょうか?実際フロントに対してピストン数が少ないのに効きが深い(当たりはじめまでのストロークが長い)様な気がします。私の場合はただただ工業製品としてきちんと動作していないのが気持ち悪い。それだけです。


パッドのハンガーピンはパッドに対しても横方向は完全にフリーで接触せず。キャリパーに制動の負荷はほぼかからずパッドスプリングで正しい位置でパッドをぶら下げているだけなんですね。そう考えると、ピストンのもみだしやグリスアップ、パッドピンのメンテも大切ですが、それは表側(ピストン側)のパッドがメインで、裏側パッドに影響が大きいキャリパースライドピンの動作やメンテナンスも非常に重要だと思いました。

高ナットが大きく削れるとパッドピンとパッドが制動方向で接触します。高ナットだけ交換してもキャリパースライドピンの穴がガバになっているとパッドスライドピンとサポートでパッドを挟み込んでしまいます。ピストンがブレーキを押せなくなる事は無いでしょうが普通にブレーキの故障ですよね。まぁ安全に止まれれば問題ないんですが。

観察も終わったのでサクッと組み立て。

シール類は新品交換でシリコングリスを少々。

ナットは磨いてブーツは新品交換。振動による摩耗を疑うのでグリスはシリコンでは弱い様な気がしてニグルーブRMに変更。四輪ですがホンダのニッシンのスライドピンでの純正採用品です。程よい硬さがあります。動作の妨げにならないよう塗り過ぎず、ブーツのエアー抜きも忘れずに。


ネジロックは先に少しだけ。次回バラす時に面倒なので。今回タップリ塗ってあったのでボルトの清掃とタップさらえで時間をとられました…。

ブレーキ関連の話ですが素人の考察が多く含まれています。近隣に信頼できるショップが無い為好き勝手に自己責任でやってます。

直系のディーラーや整備の出来るショップに任せれば良いだけの話だと思います。ナットだけ変えてもガタがあるのは明白ですし、取付後に触れば素人でも気づくレベルなので。原因や対策も経験値や情報網もあるでしょうし。「削れてるから部品変えました」で、なぜ?どうして?まで掘り下げないなら工賃払う意味なんて全く無いですしね。

結果が分かるのは年単位で先の話ですね。

オイル変更 MOTUL SCOOTER POWER LE

オイルの銘柄を変えてみました。オイル以外の変化点が無いようにプラグやエアフィルターは事前に交換を実施し、旧銘柄(Castrol GTX)でフラッシングと新油のフィーリングを確認した後オイルフィルター含め交換しました。本来は更に変更後の新油でフラッシングするべきと思いますが価格的に踏み切れませんでした。粘度は同じです。

入れて第一印象は、全く変化を感じませんでした。その後ちょっと回してやると微妙に印象が異なる感じに。変な添加剤が入ってる訳でもないしコーティングや馴染みなんて無いと思いますし理由は分かりません。熱で変質でもするのでしょうか?

雰囲気で言えば粘度を下げたような印象。ちょっとだけ軽い感じ。高速域でよく回るにもかかわらず少しだけ静かな様な気がします。気持ちいいです。ただ、気がするレベルで数字には出ないと思います。後は寿命ですね。

旧銘柄の5w-30で良い様な気もします。正直値段を考えると微妙…。オイル量の都合で2本購入したので次もリピートすると思いますが何とも言えない結果に。オイル的には良い物なんでしょうがスクーター専用(クラッチを潤滑しない)のMBはスゴイ的なレビューを良く見かけて期待していたのですが、4輪用のソコソコの部分合成油と大差無い感じですね。

ナット交換

更にねじれて行く可能性もあるので交換。ネジロックの清掃が面倒なのでピン側も。

ふと見ると転造ナット。ブレーキ関係だからですかね?

現状動作に問題がある訳でも感覚的に違和感がある訳でも無いんですけどね。再グリスアップして取付け。ダストブーツは再利用なのでエア抜き時に破れそうで心配。

ハンドルカバー取付け

シーズンオフ時にリピート購入しておいたのですがウインカースイッチ部分が広くなって改良され操作しやすくなっています。ウインカーを操作しても繋ぎのモール部分?が邪魔になりません。

今まではスイッチを中に入れ込まないと操作し辛い感じでしたが新しい物は引っかかり無く操作できます。

アクセルが戻らなくなるので穴の拡大は必要です。

ブレーキパッドの減り方を考える

交換したブレーキパッドですがちょっと勿体ない減り方なのでちょっと考察。偏摩耗や片減りとはちょっと雰囲気も違います。

パッド自体は当たり跡や外観を見る限り両側でキチンと押せているようです。ディスクに対する入り側抜け側の摩耗量も合わせるとピッタリ。


ディスクに対してキャリパーが回転している様なイメージ。

キャリパースライドピンの摩耗も一切無く垂直も良好。アルミ相手に削れる訳もなく。

キャリパーの穴がガバガバになっている事以外は特に異常は無い感じ。

ブレーキをかける事によってキャリパーが下に引っ張られる方向で力を受けているから?

設計的に荷重に無理があるのかピンがたわんでしまうのかキャリパーの材質が悪いのかそれ以外が原因なのか分かりませんが、キャリパー側の穴がガバガバになってキャリパーごと倒れ込んで高ナットを削ってしまったようです。それとも高ナットが削れたからキャリパー側の穴がガバガバになったのでしょうか?

パッド自体の制動にかかる力って裏側はフック部でピストン側はサポート側面?それともパッドハンガーピンで表裏パッド?キャリパースライドピン?それとも全て合わせて?理解が浅いのでよく分かりません。


ただ、キャリパーサポートの前後でディスクに対する平行は出ていてサポートに対するピンの倒れや摩耗がないのでキャリパー自体にスリーブを打ち込んで強度を上げる程度しか対策が思いつきません。

リアブレーキパッド交換

走行30000km弱。前回15000前後だったので特に寿命も変わらず。相変わらずパッドは斜めに減ってます。ついでにブレーキオイルも交換。

それは仕方無いとして問題はキャリパー自体のスライドピン穴がガバガバ。気持ち悪いですがどうしようもないのでもうしばらく使ってサポート+キャリパーを全交換する予定です。

バーグマンあるあるのパッド受けのナットは凹んでいたので均して再利用。

パッド側接触部を念の為糸面取り。

4年ちょっとしか乗ってないのに相変わらず劣化がひどいですね。シート表皮、スクリーン、フォークダストシール、樹脂の白化など。リコールは燃料ホースからガソリン漏れ。

まだ未実施ですが燃料ポンプからのガソリン漏れのリコールも。販売店のスキルで裸にしてエンジン下ろしてタンク抜く作業が出来るか不安しかないです。