まだ先送りしようと思っていましたが、中古でコンディションの良いキャリパーを入手したので交換してしまいました。
1ヶ月ほど前にしっかり穴の中のグリスも除去して新しいグリスを打っておいたのに真っ黒。現在進行形で完全に削れています。
ガタがある為か酷すぎますね。バッドグリス以外はシリコングリスを使用していましたが、今回はスライドピンは別のグリスに変更して様子を見ます。
ホースのテンション過多による振動での摩耗を疑うので、対策として5mm引き上げて5mm後ろへクランプ位置を変更。
交換前のキャリパーではリリース後の引きずりは完全にゼロでしたか、交換後は許容範囲内の若干の抵抗があります。タッチに関しては大幅に変化。停止直線のコントロールのちょっと強くしたり弱くしたりがとても楽。ただ、パッドも変わっているので何とも言い難いですね。
外したパッドはピストンの跡が半分しかありません。既に0.5mm程斜めに削れています。
もったいないので削って次回使う事に。その他部品は廃棄。
あまり余計な事を書くのもどうかと思って砂でも噛んだと言う表現ですが、オイルシール内側にも傷があるんですよね。打痕キズがあるのはしょうがないにしろピストンに当たる程なので組み立て時に不良として処理するか手直ししてから使って欲しいところ…。全くノーチェックで組んでるんでしょうね。
先送りせず交換して良かったです。キチンと止まれてるとは言え見てしまうと流石に恐怖を覚えます。