waiasu’s diary

バーグマン200のカスタムをメインに。

2年点検③ 駆動系点検

年式によって駆動系構成と整備データが大きく異なります。当方M0です。

ウエイトローラー・スライドピースはほぼ摩耗なしですが交換。ボスは多分DLCコーティングで剥離など無し。プーリーのメタルはグリスアップ不要ですが薄っすら塗って拭き取り。ウエイトローラーも。


プーリー・ドライブフェイス本体は下端に芯線による食い込み跡はあるものの上端まではキレイ。特に問題無し。

ベルト幅21.0mm 幅の測定位置は芯線の中央です。全く問題無いですが交換。新品の毛羽立ちが酷いので軽くカットしました。(下限20.5mm 新品21.5mm)

クラッチシューのメタル成分がアウターに食い込んでシューに溝を掘っていたのでアウターを手直し。放置してもそのうち自然治癒するレベルですが見てしまったので。シュー厚さ2.5−3.0mm(下限2.0mm)


オイルシールのリップが緩いようですが、非分解で部品が出ないので断念。

トルクカムのピンが圧入になっている為ガタが出て外方向に押し出してカバーを突き破る心配は無し。ローラーとキャップも部品として設定無し。できる範囲でグリスを打ち替えてOリングのみ交換。

センタースプリングの自由長が165mmとアウトですがそのまま使用。(下限171mm)

ファイナルギアオイル交換。全く汚れていませんでした。

特に汚れていませんがフィルタもついでに交換。

クラッチイン3500rpm クラッチタイト5500rpmとどちらも問題なく点検完了。