waiasu’s diary

バーグマン200のカスタムをメインに。

センタースプリング考察

センタースプリングを変えたいのですが、スズキのカギ付きスプリングなので他車種から流用も難しい。内径的にもほぼ全滅。

純正のスペックは、自由長170mm 内径56mm 線径4.3mm 有効巻数5巻 座巻各1巻 同一周上の両端に突起7mm 30kg(60mm) 35kg(44.5mm) の実測値からバネレートは0.32kg/mm

計算上では3.06N/mmなので0.312kg/mm ほぼ一致します。内径を同寸で線径を4.2mmとすると

0.285kg/mm 91.5%(−8.5%)になります。程良い感じ?と思って既に発注済みです。材質は純正同等と思われるSWOSC−Vで。ベルトが滑るかな?とか懸念事項はありますが、クラッチタイトのテスト時はベルトの滑りなんて一切感じさせずしっかりと先行してクラッチが滑ってくれるので多分大丈夫でしょう。

カギ付きスプリングなので切り飛ばしてベアリングスライダー入れて…とか考えたのですが、以前他車種で入れた時にスライダー分の厚みを考慮した純正同等のスプリングが用意出来なく、セット長の関係で選択肢も狭まり結局純正より高い張力になってしまいました。入れて良くなった、安定した何て話ばかりですが、単純にセンスプ強くなっただけでは?と思いモヤモヤした記憶。導入して良くなったと評価するには、同じレートや張力でパーツ単体で正しく評価してるんですかね?最初から線間密着まで相当余裕があり、スライダーのオフセット相応の張力を相殺出来るスプリングが存在している車種ってあるんでしょうか?とか考えてしまうのでやめておきます。

バネのねじりの不安定要素を排除してベルトを挟む力を限界まで弱くして、トルクカムを戻す力をねじりで確保して余分な機構が無くメンテナンスフリーな状態。純正状態がスライダーを入れるより有利だと思います。

バーグマン用の社外センタースプリングは何処からも出て無いんですけどね。

そんなに変わらないと思いますが、一応19gのウエイトローラーも準備して待機。

東海バネ工業株式会社 ばね検討ソフト コイルばねっと を使用しています。