waiasu’s diary

バーグマン200のカスタムをメインに。

クラッチスプリング センタースプリング交換

定番のフォルツァクラッチスプリングに交換。

左下だけ交換済みですが不安になるほど細く最初から伸びた状態での組込みになります。クラッチスプリングだけの変化が知りたいので清掃やグリスアップはせずセンタースプリングの方向やアウター位置も全て元通り組戻し

シューも半年(4500km)ほど前に確認したメタルの軽い食い込み傷が残っている程しか摩耗していません。当たりも良好。しっかり暖気をして全開テスト。

まずは交換前。スタートからキレイに車速が上がっています。

交換後。クラッチタイトが早い為か回転が上がりきらず車速が乗せられない感じ?タイムも数本測ったのですが確実にダウン。

全く変わらないと言われていますが完全なゼロスタートでは確実に遅くなってしまいます。軽く滑らせてやったらどうかと思い、クラッチシュー表面を鉄片で並行を保ちながらペーパーで2回ほど軽く撫でた結果がこちら。
良い感じになってますがまだタイムは落ちています。もう少し硬めのスプリングでクラッチウエイトを軽くすれば良いところが狙えそうな気がします。と言うか、純正のクラッチスプリングが最高の状態と思われます。

クラッチをバラしたりウエイトを変更して肉抜きしたりすれば、あたりも変わるでしょうし半年前の軽い傷が消えない程度の摩耗しかせずサッと撫でただけでフィーリングが変わってしまうほど繊細なので妥協することにします。ローギヤード化とIGコイル昇圧の効果の方が上回ってる程度の悪化なので。

また、現状プーリー表面のバイト目が消えていないので馴染んでもう少しベルトのグリップが上がると無理にクラッチを滑らせてくれないかなとちょっと期待しています。

良くなったところは普通の発進であればアクセルをラフに扱っても5000rpmで走り出せること。大人しく発進するために進みだしてからアクセルを戻す必要がないです。逆に言えばアクセルワークでなんとかなるレベルの話です。

初期型(L4のみ?)の駆動系では大きく下がるようですが クラッチイン 3700rpm / クラッチアウト 2800rpm とそんなに下がる訳ではありません。

ショートストロークの低速トルクの無い部分でのゆっくり発進ですが負荷(車重)に負ける点火のバラツキやジャダーが殆ど無いこと。稀に感じますが許容範囲内でとてもスムーズです。

ただ、ローギヤードと点火昇圧は未然処置として先行して行っています。でもクラッチスプリング交換で悪くなったレビューは何処にも見当たらないんで取り越し苦労でしょう。良いんです。自己満足ですから。

最後にちょっとヘタっていたセンタースプリングとトルクカムのグリスアップを実施。ベルトのバタツキが減ったような減らない様な…。程度の変化です。変速回転数も変化無しです。