waiasu’s diary

バーグマン200のカスタムをメインに。

コンデンサーチューン

EDLC(電気二重層キャパシタ)が気になったので試してみました。いわゆるコンデンサチューンです。

50Fを6個直列でおよそ8.3Fの容量。デイトナやバイク用のEDLC製品より多めな感じ。


クランキング時のドロップや初爆までの時間もほぼ変わらず。ダイオードリップルも変化無しと言う結果に。もちろん燃費が良くなったり走りが変わったりしません。

バッテリーのコンディションが良く発電もしっかりされていれば不要と思い不採用としました。

唯一変化があったのはキーオフからの即再始動でモーターの回りが軽いような気がします。キーオフから電圧の低下がなだらかになった為と思われますが、効果は数分だろうと思います。

電球を暫く点灯させられる力があったり、35Aで出力、大電流で高速充電など凄いと思いますが、内部抵抗が高いために電圧ドロップを補う様な形でしか流れていないようです。小さめのヒューズを入れているのですが切れないです。バッテリーが劣化していれば効果があるかもしれませんが、そもそもそれならバッテリー交換するべきで。また、セルを回したあとの回復に効果がとか考えましたが、即14v超で充電されているので不要です。グリップヒーター最強でスマホでナビ使ってシガーソケットからモバイルバッテリー充電してても電圧が大きく下がる事も無い状況ですし。

現状バッテリーのコンディションも良いですしドロップ時の変化もほぼ無いので延命目的でも不要ですね。

原付用の小さいバッテリーを増設したり、容量を増やした方が良いと思います。付けて良くなるなら悪くなっている原因を探って対処した方が結果的に安上がりで余計なデバイスが増えない分トラブルも減らせると思います。

クラッチスプリング ダンパー交換

PCX e:HEV用クラッチスプリングと製作したダンパーラバーに交換。クラッチが広がるタイミングでカチャって音が出たのでダンパーが緩すぎたかと思い正規の寸法で作るも収まらず。で、フォルツァのスプリングと純正ダンパーに戻して確認すると最初から出ていると言うオチ。クラッチインが下がった為に聞き取りやすくなっただけのようです。

滅多にしない全開スタートですがタイムやフィーリングはほぼ変わらずという結果に。クラッチミートの回転数だけが500rpm下がった感じです。


ダンパーラバーの大きさの違いはクラッチアウトがほんの少し(200rpm程)変わる程度です。思ったより変化はありませんでした。

クラッチイン回転数は3200rpm程。渋滞や駐車の為のちょい移動等は4500rpmでゆるゆると走り出せます。まだちょっとうるさい気もしますが、冷間時のアイドルアップを考えると妥協点かなとも思います。

クラッチダンパーラバー製作



クラッチをバラした時に劣化を見つけてしまったので交換したいのですが単品として部品が出ません。変形や硬化だけならいいのですが、1/3程裂けてしまっているのは流石にそのままでは気持ちが悪い。

普通のニトリルゴムではすぐに劣化や変形してしまいそうなのでフッ素ゴムで製作。200℃耐熱テストも実施。Φ4.5mm×Φ10.7mm×7.3mmでΦ5.0mmの軸に組込むと外径がΦ11.0mmになるようにしてみました。

潰れたダンパーが10.8mmでクラッチ側の溝が10.5mmなので程よい抵抗があり、劣化しても変化が少ない&抵抗が少なくクラッチの不安定要素を軽減する仕様に仕上げて見ました。

使ってみなきゃ分かんないんですけどね。カタツキの異音やジャダーが出ない最弱の状態が安定して良い様な気がします。

クラッチスプリング

もう少しだけ静かに走り出したいのでクラッチスプリングの検討。結果、バーグマン以外の車種間では案外流用出来そうな感じ。

初張力がスプリング毎に大きく異なるので思ったより選定が難しいです。例えばバーグマンの純正スプリングはおよそ4.5kg/mmなのですが、ゼロから1mmごとの張力は10.7-15.2-19.7-24.2-28.7kgと、最初の1mmがレートと大きく異なります。純正スプリングのミートする位置での張力に対して、使いたいスプリングをそこまで伸ばした張力が、高いか低いかでクラッチインが下がるか上がるかが判断できると思います。

スプリング単体での話は、線径が太ければ大きく硬くなり、巻数が少なければ硬く、巻径が細くなると微調整程度に硬くなる感じです。

o 22401-KM1-670
  FREEWAY.MF01
  FUSION.MF02.MF03

o 22401-KFG-000
  FORSIGHT.MF04
  FORZA.MF06
  PS250.MF09

o 22401-KEY-900
  FORZA.MF08.MF12.MF13.MF17

o 22401-KFF-900
  FAZE.MF11
  FORZA.MF10

o 1DK-E6626-00
  MAJESTY S 2014 2016-2018 2020
  GRYPHUS 2022-2023

o 2DS-E6626-00
  NMAX125 2016-2020
  TRICITY125 2023

o 2DP-E6626-00
  NMAX125 2021-2023
  NMAX155 2017-2020

o B65-E6626-00
  NMAX155 2023
  TRICITY155 2023

o 33S-E6626-01
  TRICITY125 2015-2016

o BR7-E6626-00
  TRICITY125 2018-2021

o BB8-E6626-00
  TRICITY155 2016 2018-2020

o 22401-KGG-910
  ADV160
  LEAD110.8.9.A
  PCX.e:HEV
  PCX160.M.P

o 22401-KVB-900(硬い 紛失)
  DIO110.B.D
  LEAD125.F.G
  PCX.HYBRID
  PCX125.A.C.D.E.F.G.H.J

o 3B3-E6626-00
  VOX
  BW'S

x BFV-E6626-00
  X FORCE 2022

x 22401-KGF-912(KVBより硬い)
  LEAD125.D
  Sh-mode
  PCX150.C.D.E

x 22401-KWN-640 (KGFより硬い)
  PCX150.F.G.H.J

x 22401-GCC-000(6巻 31.5)
  DIO110.F.H

x 22401-K0W-N01(6巻)
  ADV150

x 4KN-16626-01(1.6x28.6)
  JOG
  GEAR

o 現物あり。寸法・初張力・レート計測済
x 現物無し。検討対象外

35mm前後のオススメのスプリングありませんか?バーグマン純正が40.5mmと長い為伸ばしての組込みになるのでストレスのかかり難い7巻、8巻からの選定となると殆どが硬いと言う結果に。













初張力を測るのは難しいので1mm時の荷重に含めて計測。6mmまで伸ばして荷重を測り1mm時の荷重を引いて5mmで割ってレートを求めています。長さをノギスで測っているので誤差を多く含みます。

種類 - レート - 1mm時の荷重
KM1 - 4.98kg/mm - 8.2kg
BUR - 4.50kg/mm - 10.7kg
KFG - 3.22kg/mm - 7.1kg
BR7 - 2.70kg/mm - 6.4kg
2DS - 2.68kg/mm - 6.6kg
KEY - 2.56kg/mm - 5.4kg
33S - 2.26kg/mm - 5.4kg
1DK - 2.16kg/mm - 4.0kg
2DP - 2.14kg/mm - 4.3kg
BB8 - 2.14kg/mm - 4.0kg
KFF - 1.62kg/mm - 3.0kg
3B3 - 1.36kg/mm - 3.4kg
B65 - 1.22kg/mm - 2.7kg
KGG - 1.20kg/mm - 3.3kg

使いたいスプリングの全長 − (線径×2) = 掛かり長さ

ミート時の幅 - 掛かり長さ = 伸び量
1mm時の荷重 + ((伸び量 - 1mm) × レート) = ミート時の荷重

で、クラッチインが高くなるか低くなるか判断出来そうです。

フロントフォーク ダストシール交換


ダストシールの内側(インナーチューブ接触側)までヒビが進行し内部に塗られているシリコングリスがいつもより多く外に出て来るようになったのでダストシールのみ交換しました。

オイルシールは全く問題無いのでクリップのサビだけ磨いておきました。駐車時日光に晒される右側だけ劣化が酷く浸水してました。

フォークを外したのでオイル交換。クリップタイプのトップキャップなのですがタイダウンで押し込んで作業。はめる時はインナーもOリングの抵抗で一緒に下がって行ってしまうので上に引っ張りながら。下がりすぎた状態で引っ張り上げてはめると内圧が低い状態で組み上がってしまいます。気にし過ぎでしょうが。

ちょっと色は変わっていますが特に劣化も無い感じ?指定オイルはSS-8です。油面は100mm

シート表皮張替え

気になっていたシートですが、勢いで張替え。表皮のみの購入は何社か問い合わせたのですが全滅で、社外品をオークションで購入しか選択肢がありません。届いた商品はサイズはピッタリですが、防水や強度的にちょっと…と言う感じ。耐久性はまだ分かりませんが触った感じ表皮としては問題ない雰囲気。

思っていたよりも簡単に張れました。DIYなんで仕上がりレベルはソコソコです。次は純正より防水を強化して見た目も遜色ないレベルで張れると思います。

ダブルステッチ部分に補強が無く縫い合わせた糸だけで生地を合わせているので強度が無く、反対側が透ける状態で水が入り込むのは確実。不良品(忘れているだけ?)かもしれません。問い合わせるのも手間なので厚手のシームテープで防水と補強をしました。

溶け込みを心配してしつこくアイロンをかけすぎた為、表皮の雰囲気が部分的に変わってしまう失敗。アイロン不要のタイプや建築関係の高性能なテープも色々あるようで次回はそちらを選択すると思います。

スポンジの防水でビニール袋(0.07mm)に入れたのですが厚みがあり過ぎてうっすらシワが透けてしまいました。もう少し伸縮性のある薄手な物が良さそうです。農業用のマルチや梱包用のラップなど。純正は0.03mm程度でした。

純正の状態は、前・シングルステッチ / 中・ダブル+補強+シームテープ / 後・ダブル+補強 で、スポンジはビニールで防水処理。薄っすらとスポンジに浸水していました。前のシングルに防水処理がされていない事が原因で負荷のかかる部分なので防水ビニールが擦り切れたのが原因と思われます。微小なので問題無いんですけどね。ステッチが消滅していた部分の強度は補強の表皮がテープの様に貼りついて思ったより緊急を要しない状態でした。
最初は張れるか心配だったのですが1時間程でサクッと出来ました。新品の表皮は柔らかく伸びが良いので座り心地良く、グリップも気持ち良いですね。劣化して硬い&滑る状態だったのだと張り替えてから気づきました。撃ち込む本数が多いので今回エアータッカーを購入したのですが、深さ調整が無いので表皮を貫通しないようにインシュロックで小細工。

安全装置の首元に巻いて先端が浮く状態で使用しました。

ラフにバンバン撃っても折れたり撃ち損じる事なく表皮を貫通することもありませんでした。エアー圧で深さ調整と取説にはありますが構造的に突き出し量は変わらないので現実的で無いと思います。シートが大きく仮止めしたいのでタープ等のクリップも活用。本気で強く引くと外れてしまいますが、最初に全体にテンションをかけてから撃ったので抜いて再度撃ち直しと言う作業は殆どしていません。余計に穴を開けて生地の強度を落とす事も防げます。